「正しい家計管理」という本がある。正しい家計管理について書いてある。結論から言うと、私は正しく家計を管理することはできなくて、MoneyForwordに課金している。この本の中で、細かい節約で金を貯めることはできないというようなことが書いてある。お昼ご飯のランクを下げるとか、遠くのちょっと安いスーパーに行くといったようなことは、家計全体からみれば小さい割合であり、対して効果がない。金を貯めたいならば今の生活の何かを諦めろ、例えばスマホを格安SIMに変えるとか、ジムを解約するとか、たまにしか使わないサブスク解約するとか、家賃の安い部屋に引っ越すとかだ。というようなことが書いてある。 これは私が先日書いた、隙間時間を有効活用しようみたいな話に真っ向から対立するもので、何かを得たいなら相応のものを差し出せということである。隙間時間の活用は今の生活を変えないで実行できる。仕事を辞めたり変えたりしなくていいし、通勤時間を短くするために引っ越さなくていいし、よる寝る前にTwitterをだら見する時間を削らなくていい。何かを得たいなら差し出す必要があるということ、今の快適な生活の一部をなんらかの形で捨てる必要があるということを私は忘れないようにしよう。代償を支払うということである。代償というとなんだか大袈裟な話になるが、例えば金曜日の夜に夜更かしをしないで、土曜日に早起きするといったことだろう。その早起きで本を読む時間が作れる。もちろん仕事を辞めるといったことも含まれるだろう。
代償を支払う
6月 29, 2024