フリーレンなんか話題になっているので見ている。おもしろい。なんというか、この作品で描きたい部分、本質的な部分以外はパロディで労力節約するぞっていう割り切りが良くて、パロディの部分は頭使わなくてもいわゆるお決まりの設定で理解できるので、本質に集中できる。日常描写はすごい丁寧にやるのにバトルシーンはすごく雑という陳腐なところとか。魔族のセリフが、いつの時代のアニメだよってくらいダサかったけど、あれは魔族にとって言葉は人間を騙すためのものという設定だから、わざと陳腐なセリフを喋らせてるのかもしれない。

バルダーズ・ゲート3これも話題になっているのでやっている。正直、ゲームオブサイヤーとるまでを知らなかった。一人でTRPGがやりたいという人類の悲願の一つの到達点的な作品らしい。わたしはTRPGにそこまでの熱意をもっていないのでいまいちわからない。ただ自由度と、それを受け入れる物量がすごい。例えばRPGをやっていて、岩で道が塞がれていて通れない的な展開があったとき、いやおまえ戦闘で魔法ぶっ放してるじゃん、岩ぶっ飛ばすか、飛んでいけよって思ったことがあるだろう。バルダーズ・ゲート3はそれができる。これは戦闘だろうが移動中だろうがいつでもどこでもスキルを使えるというシンプルな発想で実現されている、しかしシステムは非常に複雑だ。よくぞこんなゲームを作ったなと思う。ChatGPTとかがもっと高性能に安価になれば、本当にTRPGを一人でやれるようになるのだろうとおもう。その時、システムは単純なものになり、ただルールだけがあり、ルールにそってChatGPT的なものと人間が3Dオブジェクトを動かすみたいなことになるのかなと思う。

8番出口話題にな以下略。わたしは話題になっているやつしかやらない。スノッブなので。怖かった。あとこういう注意力が必要とされる系が苦手である。paper please も苦手だった。途中から全く異変がわからなくなったので、適当に勘で引き返す作戦をやっていたら異変コンプしたらしく、そこからわかりやすい異変が続いたのでクリアできた。

ファミレスを享受せよ好きだっっっっっ! 好きすぎる! アンディーメンテやステッパーズ・ストップの系譜を感じる! こういうゲームに出会うために、俺はゲームをやっている!