ゲームは結構好きだが、東京ゲームショウには行ったことがない。なぜならばだるいから。わたしは引きこもり。というかゲームなんてかってに発売されるので、発売されたら買ってやればいいじゃん、TGS行かなくてもいいのでは? と思っている。

ゲームイベントの記憶というと、小学生のころ、ミュウをもらいに、幕張メッセだかにいった記憶があるのだが、あれは何のイベントだったのか。コロコロか何かでミュウプレゼントみたいな企画があり、それに当選し、自分のGBとポケモンのカセットをもって幕張メッセのイベントに行くと、ミュウのデータがもらえるというものだったと思う。

ともあれ、普段だったらだるいので外出なんてしないのだが、急に秋めいて、なんだか元気が出ていたのでTGSに行ってきた。秋は良い。あと子供のころだった東京のイベントに行くなんて大イベントだったが、大人は思いつきでいける。大人はすごい。

何も調べずに行ったので、チケットがあるということすら知らなくて、道中の電車内でチケットを買った。販売サイトによっては結構売り切れていて、かなり焦ったがなんとか買えてよかった。

そして入場するまでに1時間半くらい並ばされた。この時点でかなり後悔した。もう帰ろうかと100回くらい思った。しかし現代においては暇つぶしグッズはいくらでもあるので意外となんとかなった。中学生のころ、電器屋の安売りテレビデオ(1万円)を買うために早朝から並んだことがあったが、そのときは漫画本をたくさん持って行った。今はタブレット一枚持って行けば良いので良い。

TGSに来たからといってなにか新しい情報があるわけでもない。すべての情報はWebにあるので。あと人気ゲームの試遊は午前中に整理券が売り切れるのでできないし。しかしまあ、お祭り感があって楽しかった。ブースのでかさで企業パワーがわかりやすい。SEGAって結構儲かってるんだな。異世界おじさんの新刊を読んだばかりなので、SEGAが好調だとなんだか嬉しい気持ちになったが、よくよく考えるとSEGAに何の思い入れもないし、ゲームも買ってないな。

ROG AllyというASUSが出している形態ゲーム機のようなWindowsPCが思いのほか良かった。ごついSwitchのような見た目なのにPCゲームがヌルヌル動いているのがキモくて良かった。あれは欲しくなってしまう。携帯ゲーム機にはロマンがある。平べったい液晶デバイスはあまりロマンがない。なぜだろう。

小島プロダクションのブースも見に行きたかったのだが、あまりにも混みすぎていて、もう体力が無理だった。大企業のブースとは別の棟になっていて、一度外に出て、また並んで入場するというのがもう無理だった。

また来年も気が向いたら行こうと思う。