わたしはマルクス主義者であり、資本主義を廃棄して労働も貨幣もない世界にしたいと思っている。と同時にもちろん労働者でもある。

労働は最良のものであっても罪悪だし、わたしは労働ではなく労働力を売り、賃金は労働の対価ではなく労働力の価格であるという認識を持っている。労働においてわたしにはなんの責任もなく、なんなら明日から仕事に来なくても特になんの賠償も請求されないという無責任さで労働している。

と同時にわたしは自分の仕事にやりがいを感じ、責任感を持っているように振る舞い、実際にそう感じている。